オバサンがヴィジュアル系にハマったキッカケ
そんなある日、ふとしたキッカケでとあるV系バンドを知りました。
世間の認知度は全くと言っていいほど無いバンド。
有名どころのV系バンドしか知らなかった筆者にとって、いわゆる「ドマイナー盤」は未知の世界です。
でも、筆者はそのバンドのライブにどうしても行ってみたくなりました。
ただ、彼らのライブを観る為には、筆者が苦手なライブハウスという場所に行かなければならない…。
忘れもしない、邦ロックのライブで小さなライブハウスに行った時、モッシュやダイブに巻き込まれそうになったあの恐怖の場所。
しかし、筆者は大人になり、いえ、オバサンになり、度胸はついたのです。
という訳で、あっさり出かけてみました三┌( ^o^)┘
今も本命であるそのバンドの、記念すべき初めて訪れたライブはワンマンでした。
一般で取ったチケット。
先行チケットでどのくらいの人が入るのかな?
一般チケだし、ギュウギュウの人混みの中、後ろで小さくならなきゃいけないんだろうな。
事前にCDを購入し曲は少し予習してきた。
YouTubeなどでチェックして、持っていたらライブが楽しくなるぞ!というグッズを先行物販で購入し、整列。
バンギャルばかりじゃねーか…こんなオバサン浮いちゃう…
と、思いきや、
中には、筆者と同じくらい?もしかしたら歳上?というお姉さまもちらほら。
安堵。
一般チケットなのでほぼ最後に入場すると…。
え?
スカスカ?
そう、広くないフロアの半分も埋まってなかったのです。
わぁ♪こんな広々としたスペースが取れるライブハウスでのライブに参戦なんて初めて♪
開演すると、最後列の筆者からでさえ、メンバーがすぐそこ。
そんな小さなライブハウスは本当に初めての経験でした。
そんな小さなライブハウスは本当に初めての経験でした。
それぞれの曲の振りなんて全然わからない筆者も、見よう見まねで。
ただただ、興奮の時間が過ぎました。
終演後、筆者の方に向かって大勢で迫ってくるバンギャル達。
えっ、なに?
ごめんなさい!!!
と逃げるように避けると、バンギャル達は物販前に整列し始めました。
筆者、その時初めて知ったのです。
チェキってこのタイミングで買うんだ
記念に、と筆者も最後尾に並び、2枚引きました。
ちなみに1枚500円。
メンバー指定不可。
この時、誰が予想できたでしょうか。
のちにチェキ廃になる筆者の姿を…。
帰路に着く筆者はとても高揚していました。
こんな楽しい世界があるなんて。
こんな興奮する世界があるなんて。
また行きたい。
よし、また行こう。
よし、また行こう。
こうして、ひとりのオバンギャが誕生したのです。